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愛媛経営研究会について

日創研経営研究会は(株)日本創造教育研究所の提唱により、平成6年に設立されました。
研究会の目的は、次の通りです。

 

1.企業経営を通して地域社会の発展と繁栄に貢献する。

 

2.会員の経営スキルと指導力の啓発につとめる。

 

3.社員の生き甲斐と働き甲斐のある職場環境を提供する。

 

4.共に学び共に栄える会社づくりをする。

 

経営研究会は全国組織で、現在までに53の地区で研究会が設立されており、 愛媛は平成7年に設立され愛媛の認証番号は41番目です。
全会員数は4,300名(H27.12月現在)です。
四国地区では、他に徳島経営研究会、香川経営研究会、高知経営研究会があります。通常の委員会、 例会の他、公開事業として講演会を開催し、盛況を呈しています。
また、本部理事会は2ヶ月に1回開催され、本部役員及び地区会長が出席、 運営についての審議を行い、理事会終了後、本部役員の勉強の場として各種勉強会も開催しています。

会長挨拶

「⽇に新た」
"⾃社の存在価値を⾼めるために
学びを具現化し前進しよう"
日創研愛媛経営研究会 第13代会長
富久 吾郎

 コロナ禍での経営も3年が過ぎ、出⼝が⾒えない状況に苦しんでいらっしゃる⽅も多いと思います。円安や戦争による燃料や資材の⾼騰、半導体不⾜による納⼊遅延などの問題も⻑期化の様相を⾒せており、今やその影響はあらゆる業種に及んでいます。誰もが体験したことのないことが次々に起きています。それに加え、競争⼒を失った⽇本は更に厳しい状況になります。2021年の⼀⼈当たりGDPは世界第26位。現⾦給与総額は2000年からの20年で▲8.5%となりました。⽇本はまだ⼤丈夫という神話は、もう語れないのではないでしょうか。

 我々は健全な危機感を持ちながら、原点回帰し経営⾰新をしていかなければなりません。経営研究会の仲間の中には、中⼩企業でありながら、それを続けている会社が多くあります。その共通点は⼆つあります。⼀つは⾃社の強みを⽣かした、お客様の問題解決にあります。そしてもう⼀つは⼈財育成を愚直に続けているという事です。⾝近な成功事例があるというのも事実です。

 こういった状況の中で、多くの問題対処に時間を割き、前を向くことができないという⽅も多いのではないでしょうか。しかし、本当の問題に気づいていないことが、現状をつくっているのかもしれません。これからは企業の⼆極化が進んでいきますが、対処療法で⼆の⾜を踏んでいる間に、戦略を⽴てて前進している会社との差は広がるばかりです。未来のための時間をつくり、情報を取りに⾏き、事実と向き合い、経営理念を深め、戦略を⽴てて、⼈財を磨いていく。この繰り返しがお客様の⼼を掴むのです。

 ⽇創研経営研究会の強みは、空理空論ではなく、同じ会の仲間が実践した体験からの気づきを情報として得られることではないでしょうか。そして、その具体的なやり⽅を⽇創研本部研修に於いて学べる事です。形に出来て初めて良い学びになるのです。そして、⾃ら学び、⾃ら気づいた事を経営計画に載せて実践していくことで磨かれていくのです。⼈は⼦供の頃の誰かとの刺激と反応の中でパーソナリティーが形成されていきます。それは社会に出てからも同じで、どのような刺激を受けるか、つまり誰と出会い、どのような関わりを持つかで⼈⽣が変わってきます。経営もしかりです。「理念と経営」経営者の会はその刺激を最も受けられる場であると⾔えます。そういった場で気づきを得てこそ、経営が変わってくるのです。できるだけ多くの仲間とプラスの刺激を与えあい、経営者、経営幹部として切磋琢磨していきましょう。

 中⼩企業の限られた資源の中で、最も苦労し、最も差別化できるのが⼈財です。つまり⼈財育成が成功のカギを握っていると⾔っても過⾔ではありません。また、この激変の時代に対応するには、より効果的な⼈財育成が必要になってきます。まずは他社の成功事例を⾃社に取り⼊れ、運⽤する中で、⾃社化していく「創造的模倣」が効果的であると考えます。続けることで模倣がいつの間にか独⾃化に繋がるのです。

 「⽇に新たやね、旧態依然はあかん」今⽇は、昨⽇のままであってはならないと松下幸之助翁は説きました。時代や環境の刻々の変化を読み、的確な⼿を打って、「共に学び、共に栄える」を実現しましょう。

日創研愛媛経営研究会 第13代会長
富久 吾郎
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会長方針

方針1 情報収集と学んだ事を具現化

 急変する経営環境に対処し、お客様の問題を解決するには、正しい情報とそれに備えるための具体的な戦略が⽋かせません。経営研究会での例会・事業は、主に⾃社の問題・課題に対してやるべきことに気づくことができます。しかし、それを具現化しなければ、ただの情報に終わってしまいます。経営研究会の⼤きな強みである本部研修で学び、具体的なやり⽅を⾒つけましょう。

 

①例会や本部オンライン例会に参加し、経営⾰新に繋がる最新情報の収集(出席率70%超)
② ⾃社の経営理念と向き合うために理念合宿に参加し、経営理念塾で理念を深める(合宿参加45 名)
③ 函館全国⼤会(10名)、全国経営発表⼤会(40名(内発表者15名))、特別事業(20名)の三⼤全国事業への参加
④⾃社の課題に応じた職能研修への積極参加(参加20名)

方針2 会員という最⾼の資源を活かした業績向上

経営のターニングポイントの⼀つに、⼈との出逢いがあります。叱咤激励されたり、時には具体的なアドバイスをもらったり、その経営に対する姿勢から学ぶこともあります。「理念と経営」を介して討議することで、より深い関係と気づきを得られます。そして新たな仲間は新たな情報や刺激をもたらします。会員相互の関わりを強化して、業績向上に繋げましょう。

 

① 「理念と経営」を通して討議をしあい、⾃社の問題・課題に気づく(出席率60%)
② 本⾳会に参加し、共通の経営課題について情報交換(参加者28名)
③ トライアル⼊会制度により、新しく共創できる仲間を増員(新規⼊会者10名)
④ ⼊会後も仲間と⼀緒に継続して学び、影響を与え合う(トライアル⼊会者、例会出席率80%)

方針3 ⼈財採⽤・⼈財育成の変⾰

 中⼩企業の⼀番の問題は⼈財不⾜です。近年の会員アンケートでも、約60%が⼈財不⾜と答えています。今後はこの傾向が更に強まり、売上機会の逸失や品質の低下を招いていきます。今こそ採⽤を変⾰するとともに、合わせて⼈財育成を強化・改善し、⽣産性の向上をおこなっていく必要があります。会員企業の⾝近な成功事例に学び、⾃社の問題・課題解決のために、⼈財育成の仕組みをつくりましょう。

 

① 会員企業から⼈財採⽤の仕組みを具体的に学び、⾃社に落とし込む(インターン制度導⼊5社)
② 会員企業から⼈財育成の仕組みを具体的に学び、⾃社に落とし込む(13の徳⽬朝礼導⼊5社)
③ 例会、委員会勉強会をOff-JTとして活⽤(例会オブザーブ参加 合計140名)
④ 「理念と経営」共に学ぶ会合同開催による、導⼊と活性化。(共に学ぶ会導⼊企業10社)

1つの理念/2つの目的/3つの誓い

1つの理念

「共に学び 共に栄える」

日創研経営研究会の会員は、学ぶことがすべての経営の基本と考える。謙虚に一人一人が学び自らを律せられるようになった時、私 たちの会社は理想の職場になり更に栄えていくのである。

 

共に学ぶ心が自分の会社を、そしてそこで働く社員さん一人一人の 家庭、人生を、更にこの会社を繁栄させる源泉になるのである。

 

共 に学び共に栄える精神をもって日創研経営研究会の理念とする。

2つの目的

1.「社会貢献」(人の役に立つ会社に成る)
・人材の雇用と育成
・納税による地域社会、国家への貢献
・新商品、新技術の開発
・環境への貢献

 

2.「適正利益の確保」
・企業活動の存続、成長、発展
・社員の高所得、高福祉
・職場環境の改善

3つの誓い

1) 私たちは、汗を流すことを忘れません。
 投機的なことは、一切手をつけず、健全な経営を心がけます。

 

2) 私たちは、社員さんを単なる雇い人として考えるのではなく、
 経営のより良きパートナーとして人財の育成に全力で努めます。

 

3) 私たちは、正しい納税を通して、社会に貢献します。

会員 心得10ヵ条

1. 私は今日一日、自らの成長にコミットし、仕事・職場を通して学びます。
2. 私は今日一日、自らの職場に感謝し自己の存在価値を100%与え成果を創り出していきます。
3. 私は、親、祖先、家族を大切にいたします。
4. 私は今日一日、自分のまわりに肯定的なコミュニケーションをはかり、自らの尊厳を示します。
5. 私は今日一日、全てのことに最善を尽くし、自らの人生に豊かさと喜びをもたらします。
6. 私は今日一日、自らの身だしなみや心を調え、他から信頼を得ることにつとめます。
7. 私は今日一日、明朗活発にして”ハイよろこんで”の気概で楽しく過ごします。
8. 私は今日一日、主体的に意志決定し、リーダーとして結果に対して責任をとります。
9. 私は今日一日、会の成長・発展に貢献し今日一日の私の課題を全力で達成する事に努めます。
10. 私は今日一日、日創研経営研究会の1つの理念、2つの目的、3つの誓いを確認し、自らがその実践者たらんことを誓います。